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→よくあるご質問 Vol.2
- 健康食品やサプリメントと薬(医薬品)の違いは何ですか?
- 大豆イソフラボンの摂取が乳がんの予防になる、というのは本当ですか?
- 大豆イソフラボンは更年期障害に良いとも聞きますが、大豆食品をたくさん食べると、エストロゲンを作りやすくして乳がんにかかりやすくならないか心配です。
- 更年期障害の治療に用いられるホルモン補充療法(HRT)や、避妊の目的で用いられる経口避妊薬(ピル)は、乳がんの発症と何か関係がありますか?
- アガリクス、メシマコブなどの民間療法は効果があるのでしょうか?
よくあるご質問 Vol.3
- 肥満は乳がんの発症と関連がありますか?
- 内臓脂肪型肥満は乳がんの発症と関連がありますか?
同じ肥満でも閉経前後で違いはありますか?
- 日本人・東洋人における肥満と乳がんの関係はありますか?
- 病理検査で「がんの顔つきが悪い」というのはどのようなことでしょうか。
- 男性の女性化乳房
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| 健康食品やサプリメントと薬(医薬品)の違いは何ですか? |
健康食品やサプリメントは、薬(いわゆる医薬品)と違い、人間が服用した場合の有効性と安全性を確認することが義務づけられていません。ですから、特に乳がん治療中の人は、健康食品やサプリメントを服用する際に、病気や治療にどの程度影響が出るのか、担当医によく相談しましょう。
- 薬(医薬品)は、薬事法という厳しい法律に基づいて、厚生労働省が販売を認可したものです。
- 健康食品とは、普通の食品よりも健康に良いと称して売られている食品のことです。
- サプリメントとは、普段の食事や食品では十分摂取できていないものを補う栄養素を指します。
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| 大豆イソフラボンの摂取が乳がんの予防になる、というのは本当ですか? |
大豆食品を多くとる人は、ほとんどとらない人に比べ、乳がんの発症が少ないという報告はあります。しかし、イソフラボンを大豆食品からではなく、サプリメントの形で服用した場合に、乳がんの発症が減るという証拠はなく、お勧めできません。
- イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンによく似た構造をしており、「植物エストロゲン」とも呼ばれます。このため、体内でエストロゲンと同じような作用を持つと言われていますが、その作用はエストロゲンよりかなり弱いようです。
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| 大豆イソフラボンは更年期障害に良いとも聞きますが、大豆食品をたくさん食べると、エストロゲンを作りやすくして乳がんにかかりやすくならないか心配です。 |
大豆食品を多く食べると乳がんの発症リスクを高めるという証拠はなく、心配ありません。また、イソフラボンのサプリメント服用も、乳がん発症のリスクを高めることは証明されていませんが、安全性も確認されていませんので、お勧めしません。もし服用するとしても1日30mg以下の量にとどめるのがよいでしょう。
- イソフラボンのサプリメントは、エストロゲンと構造が似ていることから、更年期症状の緩和が期待されているものの一つです。一方で、こうした目的でエストロゲンなどの女性ホルモンを服用した場合に、乳がんの発生のリスクが高まる可能性が指摘されています。サプリメントなど、摂取の際は適量にするよう気を配りましょう。
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| 更年期障害の治療に用いられるホルモン補充療法(HRT)や、避妊の目的で用いられる経口避妊薬(ピル)は、乳がんの発症と何か関係がありますか? |
ホルモン補充療法の中でも、エストロゲンだけを使う方法ではなく、エストロゲンと黄体ホルモン(プロゲスチン)を併用する方法の場合に、乳がんの発症が高くなる可能性があります。一方、経口避妊薬と乳がん発症との関連はまだよくわかっていません。
- 女性が思秋期になると、乳房が膨らみ始めたり月経が始まったりしますが、これは卵巣が「卵胞ホルモン(エストロゲン)」や「黄体ホルモン(プロゲステロンなどのプロゲスチン)」などの女性ホルモンを活発に作るようになるからです。一方、乳がんは乳腺の細胞が異常に増殖したものですから、女性ホルモンが高い濃度で、しかも長い時間身体にあるほど乳がんになる可能性が高くなると考えられています。
- 女性が更年期を迎えると、卵巣機能が衰え、女性ホルモンが作られなくなるために、体内の女性ホルモン量が急激に減ります。これによって、ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)などの身体の不調や骨粗しょう症など、様々な症状が出るのが更年期障害です。
- 経口避妊薬でも、ホルモン補充療法と同様、エストロゲンと黄体ホルモンを組み合わせて使います。長期間使用すると乳がんのリスクが少し高くなるという報告もありますが、日本人を対象にした研究は行われていないようで、乳がん発症との関連ははっきりしていません。
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| アガリクス、メシマコブなどの民間療法は効果があるのでしょうか? |
乳がん治療において民間療法(代替医療)の効果、安全は確かめられておらず、お勧めしません。
- 民間療法としては、ある種の植物や人工合成物の服用、気功や運動療法、さらに温泉療法など、様々なものが宣伝されており、120種類以上あるといわれています。ですが、ほとんどが患者さん主体で行われているため、その実態が正確に把握されていないのが現状です。また、それぞれの民間療法の効果や副作用についても、臨床試験によってきちんと調査されたものは、ほとんどないのが実情です。
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