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| HER2(ハーツー)検査って? |

HER2(ハーツー)検査の意義(2)ハーセプチン治療対象の選択

 

ハーセプチンという薬はHER2タンパクをねらって攻略し、がん細胞の増殖を抑えたり、がん細胞を死滅させるものです。  したがって、HER2タンパクをもっているかどうかを検査して HER2陽性の人(約20%の乳がんに陽性)にハーセプチンを用います。
※ハーセプチンの治療効果は高いことが明らかになっています。


術前薬物療法として、パクリタキセルに引き継ぎFECという多剤併用療法の抗がん剤のみを行った場合と、同じ抗がん剤治療にハーセプチンを併用した治療とを比べた場合、病理学的完全効果は抗がん剤だけの場合が25%であったのに対して、ハーセプチンを併用した場合には68%と大きく効果が高くなります。  病理学的完全効果とは、薬物療法の後に手術で採取した乳がん組織を調べたところ浸潤部のがん細胞が完全に消えたことを意味します。

術後薬物療法として抗がん剤治療だけを行った場合と、同じ抗がん剤の後にハーセプチンを1年間使用した場合とを比べた結果、再発率は約半分に抑えられています。
このようにHER2(ハーツー)検査は乳がんに対する適切な治療方法を選択する上で きわめて重要な意義があります。  特にハーセプチン治療を正しく行うためには必要不可欠な検査であるといえます。



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