乳腺症とはどんな病気?
35歳〜45歳ぐらいの女性に好発する良性の乳腺疾患であり、ホルモン環境のアンバランスがみられます。形態学的には乳腺上皮の増殖や萎縮、化生、のう胞形成、そして間質の線維化など複雑な組織像が示すものです。
どんな症状があるの?
- 自発痛・圧痛(月経前に症状が増強)
- 硬結(月経前に症状が増強)
- 時に乳頭分泌(漿液性、乳汁様、時に血性)
症状から見た乳腺の病気(図表)
乳腺症の頻度は?
乳腺外来受診者内訳(図表)
乳腺症を診断するには?
診察
問診・視診・触診
補助診断
X線検査(単純乳房撮影:マンモグラフィ)・超音波検査・細胞診・組織診・サーモグラフィ
なぜ乳腺症になるの?
- 女性ホルモンの不均衡(相対的に、エストロゲンが過剰の場合)
- エストロゲンレセプター感受性の増加
乳腺症の年齢分布(図表)

乳腺症の治療の方法

ホルモン療法の適応について
- 乳房の強い痛みが続き、日常生活に支障をきたす場合。
- 乳房の硬結が強く、がんとの鑑別が困難な場合。
|